装飾用塗材とは?|外壁を“塗る”から“魅せる”仕上げへ
外壁塗装というと、「色を変える」「劣化を防ぐ」というイメージが一般的ですが、近年注目されているのが装飾用塗材(意匠性塗材)です。装飾用塗材は、単なる色替えではなく、
・質感
・模様
・凹凸
・陰影
といった要素を加えることで、外壁そのものをデザイン性の高い仕上がりにできる塗材です。
「塗装=メンテナンス」から「塗装=外観デザインのリフォーム」へと考え方が広がっています。
■装飾用塗材と一般的な塗料の根本的な違い
一般的な外壁塗料は、
・均一な塗膜
・単色仕上げ
・保護性能重視
が基本です。
一方、装飾用塗材は、
・複数色を使う
・塗り重ねや吹き付けで模様を作る
・凹凸や骨材で立体感を出す
といった特徴があります。
そのため、同じ色味でも
・平面的
・立体的
では、建物の印象は大きく異なります。特にサイディング住宅では、「塗り替え感」を強く出したい方に選ばれることが多い塗材です。
■装飾用塗材の主な種類と特徴
・多彩模様仕上げ(石調・天然石風)

多彩模様仕上げは、複数の色や粒子を重ねることで、天然石のような奥行きと高級感を表現できる装飾用塗材です。
・1色では表現できない深み
・光の当たり方で表情が変わる
・高級住宅・デザイン住宅との相性が良い
といった特徴があります。既存サイディングのデザインを活かしながら、ワンランク上の外観に仕上げたい場合に適しています。
・左官仕上げ風(塗り壁調)

左官仕上げ風の装飾用塗材は、コテやローラーの使い方によって、手塗りならではのやわらかな表情を出せるのが特徴です。
・ナチュラル
・南欧風
・和モダン
といったテイストに向いており、無機質になりがちな外壁を温かみのある印象に変えられます。完全な左官工事よりも工期やコストを抑えつつ、塗り壁風の雰囲気を楽しめる点が魅力です。
・砂壁・骨材入り仕上げ

塗材の中に細かな骨材(砂や粒子)を含ませることで、表面にザラつきや凹凸を出す仕上げです。
・外壁に陰影が生まれる
・汚れや小さな傷が目立ちにくい
・重厚感のある外観になる
といったメリットがあります。
シンプルな形状の建物でも、外壁に立体感が出るため、存在感のある外観になります。
■装飾用塗材の施工方法と工程の特徴
装飾用塗材は、一般的な塗装よりも工程が多く、施工精度が重要です。
主な流れとしては、
・下地処理(補修・洗浄)
・下塗り
・ベース塗装
・模様付け・仕上げ塗装
といった工程を経て完成します。
特に模様付けの工程では、
・ローラー
・スプレー
・専用工具
などを使い分け、職人の技術によって仕上がりが左右されます。
■装飾用塗材のメリットをさらに詳しく
・外壁のデザイン性が大きく向上する
最大の魅力は、やはり見た目の変化です。単色塗装では出せない、奥行き・重厚感・高級感を表現できます。「塗り替えたのが一目で分かる」という点を重視される方に向いています。
・既存外壁の劣化跡が目立ちにくい
装飾用塗材は凹凸や模様があるため、
・補修跡
・細かな凹凸
・経年劣化のムラ
が目立ちにくいというメリットもあります。
・建物の個性を出しやすい
色の組み合わせや模様の出し方によって、同じ塗材でも仕上がりが異なります。そのため、「他の家と同じような外観にしたくない」という方に選ばれやすい塗装方法です。
■装飾用塗材の注意点・デメリット
一方で、装飾用塗材には理解しておきたい点もあります。
・一般塗装より費用が高くなる
・施工に技術差が出やすい
・部分補修時に同じ模様を再現しにくい
・工期がやや長くなる場合がある
特に重要なのは、施工実績のある業者を選ぶことです。同じ材料でも、仕上がりは職人の技量によって大きく変わります。
■装飾用塗材が向いている外壁・向いていない外壁
向いているケース
・窯業系サイディング
・意匠性を重視したい住宅
・築年数が経ち、単色塗装では物足りない場合
注意が必要なケース
・ひび割れが多いモルタル外壁
・下地劣化が激しい場合
下地状況によっては、先に補修や通常塗装を優先した方が良い場合もあります。
■装飾用塗材は「デザイン重視の外壁リフォーム」
装飾用塗材は、単なるメンテナンス塗装ではなく、外観を一新するリフォーム手法です。
「せっかく外壁を塗り替えるなら、見た目にもこだわりたい」「新築時とは違う雰囲気にしたい」そういった方にとって、非常に満足度の高い選択肢となります。
■装飾用塗材 Q&A(よくあるご質問)
Q1. 装飾用塗材は耐久性が低いのですか?
A. いいえ。使用する塗材や下地処理が適切であれば、一般的な外壁塗装と同等、もしくはそれ以上の耐久性が期待できます。
デザイン性だけでなく、防水性・耐候性も考慮された塗材が多く使われています。
Q2. どんな外壁材にも使えますか?
A. 窯業系サイディングとの相性が特に良いですが、下地状態によっては使用できない場合もあります。
ひび割れや劣化が激しい場合は、補修や通常塗装を優先した方が良いケースもあります。
Q3. 色や模様は選べますか?
A. はい。塗材の種類や施工方法によって、色の組み合わせや仕上がりイメージを調整できます。
事前にサンプルや施工事例を見ながら決めることが大切です。
Q4. 費用はどれくらい違いますか?
A. 一般的な単色塗装と比べると、材料費・施工手間が増えるため高くなる傾向があります。
ただし、仕上がりの満足度やデザイン性を重視される方には、十分に価値のある選択肢です。
Q5. 将来、部分補修はできますか?
A. 補修自体は可能ですが、模様や質感を完全に再現するのは難しい場合があります。
そのため、補修箇所が目立ちにくい位置になるよう配慮することが重要です。
Q6. 装飾用塗材は汚れやすくありませんか?
A. 塗材の種類によりますが、最近の装飾用塗材には低汚染性を備えたものもあります。
凹凸がある分、汚れが目立ちにくいケースもあります。
■装飾用塗材で、住まいの印象を長く楽しむために
装飾用塗材は、正しく選び、適切に施工することで、外壁の保護性能とデザイン性を両立できます。
重要なのは、
・建物の状態をしっかり確認する
・仕上がりイメージを共有する
・実績のある業者に依頼する
この3点です。外壁塗装をご検討の際は、ぜひ装飾用塗材という選択肢も視野に入れてみてください。住まいの印象が、これまで以上に変わる可能性があります。
後悔のないリフォームを実現するためには、以下のポイントを押さえて業者を選ぶことが重要です。
- 中間マージンのかからない、職人直営の自社施工会社を選ぶ。
- 地域に根ざし、その土地の気候や特性を熟知している会社を選ぶ。
- 建物の状態を正確に診断し、最適なプランを提案できる専門知識を持った会社を選ぶ。
福岡で外装リフォームをご検討の際は、ぜひ私たちトラストホームにご相談ください。
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