カラーアクリル薄膜床用塗料とは?|低コストで美しい仕上がりが実現する、定番の床塗装材をご紹介!

カラーアクリル薄膜床用塗料とは?|低コストで美しい仕上がりが実現する、定番の床塗装材をご紹介!
目 次

    カラーアクリル薄膜床用塗料とは、アクリル樹脂を主成分とした「薄膜タイプ」の床用塗料で、工場・ガレージ・倉庫・店舗・通路・バックヤードなど幅広い場所に使用される定番の床塗装材です。水性タイプ・溶剤タイプどちらもありますが、近年は環境対応から水性タイプが人気です。

    床表面に色付きの薄い塗膜(コーティング)を形成し、ホコリ止め・美観向上・軽度の摩耗防止・汚れ防止
    などの役割を果たします。

    「本格的な床塗装までは必要ないけど、見た目を整えたい」
    「ガレージを手軽にキレイにしたい」
    というお客様に非常に向いています。

    目次

    ✔ カラーアクリル薄膜床用塗料の特徴

    1.施工がしやすい

    ローラー・刷毛で簡単に塗れるため、施工性が高く、工期も非常に短いのが特徴。

    2.低コストで仕上がる

    床塗装の中ではもっとも手頃な塗料。費用を抑えたい現場で重宝されます。

    3.美観仕上げに最適

    カラー展開が豊富で
    ● グレー
    ● グリーン
    ● ブルー
    ● ライトグレー
    など、倉庫や工場でよく使われる定番色に対応。

    4.ホコリ止め効果が高い

    床の表面をコーティングすることで、粉塵の舞い上がりを防ぎます。

    「ホコリが気になる倉庫や通路」に特に効果的。

    5.乾燥が早い

    アクリル系は乾燥が速いため、短時間で歩行可能。営業中の店舗、出入りの多い倉庫でも使いやすい。

    6.水性タイプは低臭・安全

    水性アクリルなら臭いが少なく、室内作業にも向いています。

    ✔ カラーアクリル薄膜床用塗料のメリット

    ① 手軽に床の見た目を一新できる

    塗装するだけで
    ● 汚れた床が明るく
    ● 統一感が生まれ
    ● 高級感もアップ
    します。

    ② 小規模~中規模の床に最適

    本格的なエポキシ床塗装のような厚膜は不要だけど、「キレイにしたい・汚れを抑えたい」という現場に最適。

    ③ メンテナンスが簡単

    剥がれた部分は上塗りするだけで補修できます。

    ④ コストパフォーマンスが高い

    床を塗装する中では最も安価。封かん性(ホコリ止め)も高く、入門的な床塗装として選ばれています。

    ✔ カラーアクリル薄膜床用塗料の注意点

    薄膜アクリルは便利な塗料ですが、知っておくべき注意点もあります。

    注意点① 耐久性は“標準〜やや弱め”

    アクリル塗料は、エポキシ・ウレタン・無機などの“高性能床塗料”と比べると耐久性が低めです。

    ✔ 重歩行
    ✔ 台車・フォークリフト走行
    ✔ 落下衝撃が多い現場

    には向きません。

    注意点② 厚膜にはならない

    あくまで「薄膜タイプ」なので、コーティングは薄く、大きな傷や段差は隠せません。

    注意点③ 油汚れに弱い

    油分の多い工場では“密着不良(はがれ)”が起こりやすいです。しっかり脱脂すれば改善されます。

    注意点④ 下地の状態に仕上がりが左右される

    薄膜のため、床の凹凸・クラックはそのまま残ります。必要に応じて補修が推奨されます。

    ✔ どんな場所に向いている?

    カラーアクリル薄膜床用塗料は、以下のような“軽負荷の床”に最適です。

    ● 倉庫・通路

    ホコリ止めと色補正が目的。

    ● ガレージ

    車は問題なく乗入れ可能ですが、擦れや衝撃に注意。

    ● 店舗バックヤード

    明るさ・清潔感を出しやすい。

    ● 作業場

    油が少ない軽作業場。

    ● 共用通路、階段室

    美観性が向上し、明るい空間に。

    ✔ 施工手順

    床の仕上がりは、「下地処理」が命です。

    ① 既存床の洗浄

    油・砂・ホコリ・既存塗膜の粉化(チョーキング)を除去。

    ② 下地補修

    クラック・欠けがあれば補修材で埋める。

    ③ プライマー塗布

    床用の下塗り材で密着性を高める。

    ④ アクリル薄膜床用塗料(1回目)

    ローラーで均等に塗布。

    ⑤ アクリル薄膜床用塗料(2回目)

    仕上げ塗りとして2度塗りが基本。

    ⑥ 乾燥

    歩行可能:3〜5時間(気温による)
    全面硬化:1〜2日程度

    ✔ よくある比較:アクリル薄膜 vs エポキシ厚膜

    項目アクリル薄膜エポキシ厚膜
    耐久性
    コスト
    美観
    衝撃
    施工性
    適した現場軽負荷重負荷(工場など)

    「安く・簡単に・キレイに」ならアクリル薄膜、
    「とにかく強くしたい」ならエポキシ厚膜がおすすめです。

    ✔ カラーアクリル薄膜床用塗料のQ&A


    Q1. どれくらい持ちますか?

    A:2〜4年程度が目安(環境により変動)


    Q2. 車が乗っても大丈夫?

    A:可能ですが、摩耗・タイヤ跡がつく場合があります。


    Q3. 何色がありますか?

    A:グレー・緑・青が多く、メーカーにより多色展開もあります。


    Q4. 臭いはありますか?

    A:水性タイプならほぼ無臭です。


    Q5. ツルツルに仕上がりますか?

    A:ツヤあり仕上げが可能。光沢で美観が向上します。


    Q6. 剥がれたらどうすればいい?

    A:部分的に上塗りするだけで補修可能です。


    Q7. 雨の日でも施工できますか?

    A:屋内ならOK、屋外はNGです。


    Q8. 油汚れが気になる場所でも使えますか?

    A:事前の脱脂がしっかりできれば可能です。


    Q9. 店舗のバックヤードにも使える?

    A:使えます。低臭・低コスト・短工期で人気です。


    ✔ 【まとめ】

    カラーアクリル薄膜床用塗料は、「低コストで手軽に床を明るく・キレイにしたい」というニーズに最適な床用塗料です。

    ✔ 施工が早い
    ✔ 見た目がキレイ
    ✔ ホコリが出にくい
    ✔ 室内にも使える
    ✔ コスパ最高

    高耐久が必要な場合はエポキシが良いですが、「日常使いの床」であればアクリル薄膜は十分に性能を発揮します。

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