外壁塗装で使用する塗料は、多くの種類があり、それぞれ異なる特徴やメリットがあります。
種類が豊富な分、どのような塗料を選ぶべきか分からずにいる方も多いですよね。
近年注目されているのは、耐久性の高い塗料を使用してメンテナンスコストを抑えつつ、美観を長期間保持できるシリコン性の塗料。
本記事では、シリコンフレックス塗料の耐久性やコスト削減の利点、おすすめのシリコンフレックス塗料について解説いたしますので、塗料選びの参考にしていただければ幸いです。

□シリコン塗料とは？耐久性と美観維持の秘密！

シリコン塗料は、その耐久性と美観維持能力で外壁塗装において重宝されています。
近年、スタンダードな塗料といえば、シリコン塗料と名前が上がることも増えているこの塗料。
アクリル樹脂とシリコン樹脂の2種を混ぜて作られた塗料であり、その強度はウレタン樹脂よりも強いといわれています。

では、具体的にどのような特徴があるのか、3つの特徴を見ていきましょう

1:耐久性に優れている

シリコン塗料の最大の特徴は、その驚異的な耐久性にあります。
耐熱性・耐水性・耐候性の3つの機能を兼ね揃えているため、耐久性が他の塗料よりも高いのです。
まず、耐熱性に優れており、600℃前後の高温にも耐えうる能力を持っています。
加えて、撥水性が高く、雨や湿気による建材の劣化を防ぎます。

そして、紫外線や酸性雨などの外部環境から建物を守る優れた対候性を発揮します。

2:美しさを保つにも最適

シリコン塗料は、セラミック成分の配合により、光沢のある仕上がりを実現します。
この光沢は、汚れがつきにくい性質を持ち合わせており、雨水や泥を弾くことで、長期間にわたり外壁の美観を保てます。
また、カラーバリエーションも豊富で、ご自身の好みに合う色やデザインを選べますよ。

3:メンテナンスコストの削減

実は、シリコン塗料を使用することで、再塗装の間隔を延ばすことが可能になります。
先述した通り、シリコン塗料は強い耐久性を持ち合わせているため、メンテナンスコストの削減に直結するのです。
また、シリコン塗料は豊富な商品ラインナップがあり、さまざまなニーズに合わせた選択が可能です。

シリコン塗料の中でも、コストを抑えやすいものを選ぶといったニーズに合わせた選択ができることも大きな特徴です。
当社では、物流の中間マージンをカットしているため、トータルのリフォーム価格を安く抑えられます。

コストに関してお悩みの方は、シリコン塗料に限らず、当社までお気軽にご相談くださいね。

□シリコンフレックス塗料で12年以上の安心を！

シリコン塗料の中でも、特におすすめの塗料がシリコンフレックスⅡです。
シリコンフレックスⅡは、耐用年数と環境因子に強い塗膜の効果で、長期間にわたり外壁の保護と美観を守れることが魅力の塗料です。
価格と機能のバランスも良く、総合的なバランスにも優れているため、おすすめできます。

シリコンフレックスⅡの特徴は下記の通りです。

＊12年～14年の長い耐用年数

シリコンフレックス塗料は一般的なシリコン系塗料と比較しても耐用年数が長いことが特徴です。
理由は、高いシリコン樹脂含有率にあり、外壁を紫外線や環境の影響から守ります。
また、水性塗料ですので、塗装中のシンナーに悩まされることもありません。

＊塗膜の強さと美観の持続

シリコンフレックスⅡは、紫外線に対する強さだけでなく、3500時間の促進耐候性試験後も光沢保持率が80%以上を維持すると報告されています。
光沢保持率が高いことで、外壁の美観を長期間維持できるのです。

＊適切な選択のために

シリコンフレックス塗料は、10年周期でのメンテナンスを考えている方や、塗料の臭いに敏感な方に特におすすめです。
また、外壁と屋根の塗装を同時に行うことで、さらなるコスト削減が可能です。

□まとめ

シリコン塗料は、耐熱性・耐水性・耐候性による高い耐久性と、セラミック成分による美観の維持能力で、長期的なメンテナンスコストの削減と外壁の美観を守ります。
特に、シリコンフレックスⅡは、価格と機能のバランスが良く10年周期でのメンテナンスを考えている方に適しています。
12年～14年という長い耐用年数は、外壁塗装において大きなメリットとなりますので、塗料の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。