ドア枠のリメイクで魅せるインテリア!自宅で簡単にできるペンキ塗りのコツ

2024.06.15更新

ドア枠のリメイクで魅せるインテリア!自宅で簡単にできるペンキ塗りのコツ
目 次

    創造性と個性を表現したいDIY愛好家の皆さん、自宅のドアをペイントしてオリジナリティ溢れる空間を作ってみませんか。
    ドアの色を変えるだけで、部屋の雰囲気はガラリと変わります。
    今回は、手軽にドアの見た目をアップデートする方法をご紹介します。
    ペンキ塗装のテクニックを駆使して、あなただけのドアを作り上げましょう。

    □ドア枠のペンキ塗装でインテリアに新風を

    既存のドアをペイントすることで、部屋の印象を一新できます。
    以下のステップで、DIYでドアの色を手軽に変えるテクニックを詳しく見ていきましょう。

    1: ドアの準備

    まずは、ドアについている金具類を全て外します。
    ドアノブ、蝶番などのネジを緩めて、ドア本体を取り外しましょう。
    金具を外すことで、マスキングテープを貼る手間を省き、作業効率アップにつながります。

    2: 塗装範囲の決定とマスキング

    ペイントする範囲を決めたら、マスキングテープで境界をきっちりと分けます。
    塗料が付着させたくない部分は、マスカーでしっかりと養生しましょう。
    隙間なくマスキングすることが、きれいな仕上がりの秘訣です。

    3: プライマー塗装

    化粧合板のドアにペンキを直接塗ると、塗料の食いつきが悪くなります。
    まずは、専用のプライマーを塗って下地処理をすることで、仕上がりの美しさが格段に上がります。
    プライマーは2度塗りがおすすめです。

    4: ペンキ塗装

    いよいよドアのペイント作業です。
    部屋の雰囲気に合ったカラーを選んで、丁寧に塗っていきましょう。
    ムラなく塗るコツは、薄く何度も重ねて塗ること。
    1度の塗装で厚塗りしようとすると、はがれやすくなるので注意が必要です。

    5: 仕上げ

    ペンキが十分に乾いたら、マスキングテープと養生材を剥がします。
    そして、外したドア金具を元通りに取り付ければ完成です。
    自分好みの色に生まれ変わったドアを眺めて、達成感に浸りましょう。

    施工事例③

    □適切なペイント選択と塗装方法

    ドアと窓枠に使用する塗料は、木材の状態によって選び方が変わってきます。
    それぞれの状況に適した塗料を使うことが、美しい仕上がりへの近道です。

    1: 無塗装の木材

    塗装が施されていない木材であれば、オイル塗装、ニス塗装、エナメル塗装のいずれの塗料でも使用可能です。
    水を吹きかけて湿った感じになるのが、無塗装木材の特徴です。

    2: オイルやワックスが塗られた木材

    表面に水をはじく木材は、オイルやワックスが既に塗られている証拠。
    同種の塗料を重ねて塗るのが無難な選択肢です。

    3: ペンキが塗られた木材

    木目を生かしたい場合は、旧塗膜を完全に取り除く必要があります。
    単なる補修であれば、水性ペンキを選びましょう。
    油性は臭いが残りやすいのでおすすめしません。

    4: ニスが塗られた木材

    ニス塗装面の部分補修は、色合いと質感を揃えるのが難しいもの。
    塗装面を軽くサンディングした後、ペンキ塗装に切り替えるのが賢明です。

    塗装箇所に合わせた塗料選びも重要です。
    例えば、窓枠は紫外線や雨水の影響を強く受けるので、耐候性と耐水性に優れたセラミック塗料がおすすめ。
    一方、屋内のドア枠や巾木には、自然塗料のオイルフィニッシュがしっくりきます。

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    □まとめ

    ドアのペンキ塗装は、DIYで手軽にインテリアの雰囲気を変える方法です。
    まずはドアを取り外し、塗装範囲をマスキングテープできっちりと区切りましょう。
    プライマーで下地処理をした後、好みの色のペンキを薄く何度も重ねて塗るのが、美しい仕上がりの秘訣。
    木材の状態や塗装箇所に適した塗料を選ぶのも大切なポイントです。
    ドアの色を変えるだけで、お部屋の印象はガラリと生まれ変わります。
    ペイント作業を楽しみながら、オリジナリティ溢れる空間作りにチャレンジしてみてくださいね。