外壁スレートの選び方|特徴・メリットデメリット・注意点・費用を解説

2024.11.20更新

外壁スレートの選び方|特徴・メリットデメリット・注意点・費用を解説
目 次

    マイホームを建てたり、リフォームを考えている方は、外壁材選びに頭を悩ませているかもしれません。

    数ある外壁材の中でも、スレートはコストパフォーマンスに優れ、耐火性や遮音性も高いことから、多くの住宅に使用されています。

    しかし、スレートにもメリットとデメリット、そして注意点があります。

    今回は、外壁スレートの特徴やメリット・デメリット、費用、注意点などを詳しく解説することで、みなさんが安心してスレート外壁を採用できるようサポートします。

    □外壁スレートとは?

    外壁スレートとは、セメントと繊維を混ぜて人工的に作られた外壁材です。

    スレートは、粘板岩(ねんばんがん)を薄く板状にしたものを、かつて屋根材として使用していたことからその名前が付けられました。

    近年では、天然スレートよりも人工スレートの方が多く使用されています。

    1: 人工スレートの種類

    人工スレートは、主に繊維の種類によって以下の3種類に分けられます。

    ・アスベストスレート:かつて多く使用されていましたが、アスベストが健康被害をもたらすことが明らかになったため、現在は製造・販売が禁止されています。

    ・繊維スレート:アスベストの代わりにガラス繊維や有機繊維などを用いたスレートです。

    現在では、ほとんどの住宅で使用されているのがこの繊維スレートです。

    ・金属スレート:金属製の板にスレートの模様をつけたものです。

    耐久性が高く、近年人気が高まっています。

    2: スレート外壁の特徴

    スレート外壁は、以下のような特徴があります。

    ・コストパフォーマンスに優れている

    ・耐火性に優れている

    ・遮音性に優れている

    ・豊富なカラーバリエーションがある

    ・施工がしやすい

    3: スレート外壁の用途

    スレート外壁は、住宅だけでなく、工場や倉庫など、様々な建築物に使用されています。

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    □外壁スレートのメリットとデメリット

    スレート外壁は、コストパフォーマンスに優れ、耐火性や遮音性も高いことから、多くのメリットがあります。

    しかし、一方で汚れやすく、衝撃に弱く、経年劣化が目立つといったデメリットも存在します。

    1: メリット

    ・コストパフォーマンスに優れている:スレート外壁は、他の外壁材と比べて比較的安価です。

    そのため、予算を抑えたい方におすすめです。

    ・耐火性に優れている:スレートは、セメントを主成分としているため、火に強い素材です。

    そのため、火災のリスクが高い地域や、防火対策が必要な建物に適しています。

    ・遮音性に優れている:スレートは、他の外壁材と比べて遮音性が高いため、騒音の多い場所でも快適に過ごせます。

    ・豊富なカラーバリエーションがある:スレート外壁は、カラーバリエーションが豊富なので、住宅のデザインに合わせて選ぶことができます。

    2: デメリット

    ・汚れやすい:スレート外壁は、表面がザラザラしているため、汚れが付きやすく、掃除が大変です。

    特に、雨風や紫外線にさらされる外壁は、汚れが溜まりやすいので注意が必要です。

    ・衝撃に弱い:スレートは、他の外壁材と比べて衝撃に弱い素材です。

    そのため、物がぶつかったり、傷がつきやすい場所には、スレート外壁は適していません。

    ・経年劣化が目立つ:スレート外壁は、経年劣化によって色が褪せたり、ひび割れが発生したりします。

    定期的なメンテナンスが必要です。

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    □外壁スレートを採用する際の注意点

    スレート外壁を採用する際は、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。

    1: 防水性の塗装

    スレート外壁は、防水性が高い素材ではありません。

    そのため、雨漏りを防ぐために、定期的に防水塗装を行う必要があります。

    防水塗装は、通常、5~10年ごとに塗り替える必要があります。

    2: 強度と費用のバランス

    スレート外壁は、強度が他の外壁材と比べて低い素材です。

    そのため、強度の必要な場所には、スレート外壁は適していません。

    また、スレート外壁は、施工がしやすい反面、強度を上げるためには、厚みのあるスレートを使用する必要があり、費用が高くなります。

    3: アスベスト対策

    古いスレートの中には、アスベストが含まれている場合があります。

    アスベストは、健康被害をもたらす物質であるため、アスベストが含まれているスレートを使用する場合は、アスベスト対策を行う必要があります。

    アスベストが含まれているかどうかは、専門業者に調査してもらう必要があります。

    4: 定期的なメンテナンス

    スレート外壁は、経年劣化によって色が褪せたり、ひび割れが発生したりします。

    そのため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

    メンテナンスには、塗装やコーティング、ひび割れの補修などがあります。

    □まとめ

    今回は、外壁スレートの特徴やメリット・デメリット、費用、注意点などを解説しました。

    スレート外壁は、コストパフォーマンスに優れ、耐火性や遮音性も高い素材です。

    しかし、汚れやすく、衝撃に弱く、経年劣化が目立つといったデメリットも存在します。

    そのため、スレート外壁を採用する際は、防水性の塗装、強度と費用のバランス、アスベスト対策、定期的なメンテナンスなど、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。

    スレート外壁は、適切なメンテナンスを行うことで、長く快適に使用することができます。

    外壁材選びの際には、それぞれの素材の特徴やメリット・デメリットを比較検討し、ご自宅に最適な外壁材を選んでください。

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