クリア塗装のひび割れ補修で美しい外壁を保つ!

2025.03.05更新

クリア塗装のひび割れ補修で美しい外壁を保つ!
目 次

    美しい外壁は、家の価値を高め、住む人の心を満たします。
    しかし、長年の風雨や紫外線によって、外壁にはひび割れや色あせといった劣化現象が現れることも。
    今回は、そんな外壁のトラブルの中でも特にクリア塗装とひび割れ補修について、そのメリット・デメリットを踏まえ、効果的な外壁メンテナンス方法をご紹介します。

    クリア塗装とひび割れ補修のメリット・デメリット

    クリア塗装のメリット

    クリア塗装は、既存の外壁の色や素材感を活かしながら、保護膜を形成する塗装方法です。
    無色透明な塗料を使用するため、外壁のデザイン性を損なうことなく、美しい外観を維持できます。
    メリットとして、以下の点が挙げられます。

    1: 費用を抑えられる

    下地処理が比較的簡略化できるため、色塗り塗装と比べて費用を抑えられます。
    一般的な価格帯は、塗料の種類によって異なりますが、㎡あたり1,000円~5,000円程度です。
    アクリル系が最も安価で、フッ素系が最も高価です。
    ただし、下地の状態によっては、事前に補修が必要になる場合があり、その費用が加算される可能性があります。

    2: 美しい光沢が得られる

    クリア塗装は、外壁に美しいツヤと光沢を与え、新築のような輝きを取り戻せます。
    ツヤの強弱は塗料の種類や施工方法によって調整可能です。

    3: チョーキング現象を防げる

    クリア塗装は顔料を含まないため、紫外線による色あせやチョーキング(白亜化)現象を防ぎ、長期間にわたって美観を維持できます

    クリア塗装のデメリット

    クリア塗装はメリットが多い反面、いくつかのデメリットも存在します。

    1: ひび割れや汚れを隠せない

    クリア塗装は、既存のひび割れや汚れを隠すことはできません。
    むしろ、透明な塗料を通して、それらの劣化がより目立つ可能性があります。
    そのため、クリア塗装の前に、高圧洗浄による清掃とひび割れの適切な補修が不可欠です。

    2: 色あせの補修ができない

    クリア塗装は色を補修する効果がありません。
    既に色あせしている外壁にクリア塗装を施しても、色あせを改善することはできません。

    3: シーリング部分は塗装できない

    シーリング材はクリア塗装と相性が悪く、剥がれや割れの原因となるため、塗装できません。
    シーリングの劣化が著しい場合は、事前に補修が必要です。

    ひび割れ補修の重要性

    外壁のひび割れは、雨水の浸入や建物の構造的弱体化につながるため、放置すると深刻な被害を招く可能性があります。
    ひび割れの原因は、経年劣化、地震、地盤沈下など様々です。
    ひび割れの状態や原因を正確に把握し、適切な補修を行うことが重要です。
    ひび割れの種類としては、ヘアークラック(髪の毛ほどの細いひび)、クラック(数ミリ~数センチのひび)、貫通クラック(壁を貫通するひび)などがあります。

    適切な補修方法は、ひび割れの幅や深さ、種類によって異なります。
    ヘアークラック程度であれば、シーリング材による充填で済みますが、幅が広いクラックや貫通クラックの場合は、専門業者による補修が必要です。

    ひび割れの種類と原因

    ひび割れは、その大きさや形状から様々な種類に分類されます。

    1: ヘアークラック

    髪の毛ほどの細いひび割れで、深刻な問題とはなりにくいことが多いですが、放置すると拡大する可能性があります。
    主な原因は、建物の乾燥収縮や塗膜の劣化です。

    2: クラック

    数ミリ~数センチ程度の幅のひび割れで、雨水の浸入や建物の構造に影響を与える可能性があります。
    原因は、地震、地盤沈下、建材の劣化など様々です。

    3: 貫通クラック

    壁を貫通するひび割れで、最も深刻な状態です。
    雨水の浸入による腐食や建物の構造的な危険性を伴うため、早急な補修が必要です。
    原因は、地震、地盤沈下など、建物の構造に影響を与える大きな力が加わった場合に発生します。

    適切なひび割れ補修方法

    ひび割れの補修方法は、その種類や大きさによって異なります。

    1: ヘアークラック

    比較的細いひび割れの場合、専用のシーリング材を充填することで補修できます。

    2: クラック

    幅が広いひび割れの場合は、シーリング材による充填に加え、ひび割れの原因を特定し、必要に応じて下地補修を行う必要があります。
    専門業者に依頼することが推奨されます。

    3: 貫通クラック

    壁を貫通するひび割れは、構造的な問題を抱えている可能性が高いため、専門業者による詳細な調査と適切な補修が必要です。
    放置すると建物全体に影響を与える可能性があるため、早急な対応が求められます。

    施工事例③

    クリア塗装とひび割れ補修を組み合わせた効果的な外壁メンテナンス

    施工手順と注意点

    1: 事前調査と診断

    まずは、外壁の状態を専門業者に調査してもらい、ひび割れの状況、原因、適切な補修方法などを診断してもらいます。

    2: 高圧洗浄

    ひび割れ補修の前に、外壁を高圧洗浄で清掃します。
    汚れやカビを除去することで、補修材の接着性を高め、仕上がりの美しさを向上させます。

    3: ひび割れ補修

    診断に基づき、適切な補修方法でひび割れを補修します。
    必要に応じて、下地処理も行います。

    4: クリア塗装

    ひび割れ補修が完了したら、クリア塗装を行います。
    下塗り、上塗りの2回塗りで十分な保護膜を形成します。

    5: 完了検査

    施工後、専門業者による完了検査を受け、仕上がりを確認します。

    費用を抑えるための工夫

    クリア塗装とひび割れ補修にかかる費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

    1: 業者選び

    業者選びは慎重に行いましょう。
    技術力や対応の良さなども考慮することが重要です。

    2: 施工時期

    オフシーズンに施工することで、繁忙期に比べて費用を抑えられる可能性があります。

    3: 塗装面積

    塗装面積を最小限に抑えることで、費用を抑えることができます。
    本当に必要な範囲のみを塗装するようにしましょう。

    4: 塗料の種類

    塗料の種類によって費用が大きく異なります。
    耐久性と費用をバランスよく考慮して、適切な塗料を選びましょう。

    23555868_s (3)

    まとめ

    クリア塗装は、外壁の美観を維持しながら保護する効果的な方法ですが、ひび割れなどの劣化を隠すことはできません。
    そのため、クリア塗装を行う前に、高圧洗浄による清掃とひび割れの適切な補修を行うことが重要です。
    この記事でご紹介した手順や費用を抑える工夫、業者選びのポイントを参考に、最適な外壁メンテナンスを実施し、美しい外壁を長く保ちましょう。
    当社は福岡を中心に納得の価格で理想のリフォームを提供いたしますので、是非ご相談くださいね。

    外壁塗装・屋根塗装ならトラストホームにお任せ下さい!

    トラストホームは、懇切丁寧な説明でご納得頂けるまでご説明致します。

    ご納得いただけないのであれば、弊社は選ばれなくても仕方がない、という気持ちで仕事をしています。
    常に自省を行いよりよい仕事が出来るよう努めております。
    福岡市を中心に周辺エリアで外壁塗装・屋根塗装をお考えでしたらまずはお気軽にご相談ください!

    対応工事:塗装工事・防水工事・雨漏り修理・内装リフォーム
    住まいのことならなんでもお任せください!

    お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!

    相談無料・診断無料・見積もり無料
    お電話の場合はこちら:092-627-1400
    メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム
    屋根・外壁の無料診断はこちら:無料診断に関する詳細ページ
    料金表についてはこちら:料金ページ
    施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!