SKタイカシートのご紹介②|福岡の外壁塗装専門トラストホーム

2019.06.07更新

SKタイカシートのご紹介②|福岡の外壁塗装専門トラストホーム
目 次

    こんにちは。福岡の塗装専門店トラストホームです。

    今回は、【SKタイカシート】を紹介します!

    前回に引き続きSKタイカシートのご紹介

    ケース別施工仕様例

    ◇梁屋内◇スプライスプレート/スチフナがある場合

    梁は1.5mm厚のSKタイカシートをボンドで貼りつけるだけで、1時間耐火が実現でき、1.5mm厚シート2枚貼りで2時間耐火の性能を示します。

    ①SKタイカシートボンドをローラーで塗る

    ②スプライスプレート、スチフナ部分は先行貼りする

    ③SKタイカシートを貼り付け、シート端部は、突合せもしくは、10mm以上の重ね貼りする

    FIXスプライスプレート部分

    FIXスチフナ部分

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    ◇柱/屋内/準屋外◇エレクションピース/シーム跡がある場合

    下地なりの施工で仕上げることが可能です。

    ①極力、溶断研磨処理を行う

    ②下塗材施工ご、凹凸部分はパテ処理をしてから、SKタイカシートを貼り付ける

    ③凹凸部分はSKタイカシートをヒートガンで加熱し、隙間ができないようローラーで圧着する

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    ◇柱/屋内/準屋外◇エレクションピース/シーム跡があり、完全平滑をご要望の場合

    エレクションピースや溶接ビートなどは、溶断研磨処理してください。

    ①溶断研磨処理を行う

    ②下塗材施工後、パテで不陸調整してから、SKタイカシートを貼り付ける

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    ◇柱/屋内/準屋外◇ダイヤフラムがある場合

    切り貼りの施工で、仕上げることが可能です。

    ①ダイヤフラム部分は、本寸法に合わせてSKタイカシートを切断する

    ②SKタイカシートをヒートガンで加湿する

    ③ローラーで圧着する

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    ◇柱/屋内/準屋外◇梁にロックウールを使用した場合の分割施工

    梁にロックウールを使用する場合、耐火塗料では、手間と時間がかかってしまい、お困りではありませんか。

    SKタイカシートであれば、短工期がゆえ、分割施工が可能です。分割施工でもコストの大幅UPにはなりません。

    ①柱の根本にボンドを塗る

    ②SKタイカシートを貼り付ける

    ③SKタイカシートの上から養生する

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    ロックウールを施工する

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    準屋外施工仕様納まり図

    ◇柱/準屋外◇部位別施工上の注意点

    SKタイカシートには、準屋外における柱に適用可能な仕様があります。

    例)1.根本処理(シール処理)

      柱の根元は、床面接触部に雨水が滞留しない処理とする

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    例)2.無耐火部材処理

      無耐火部分との取合い処理

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    〈準屋外環境〉取り扱い説明

    1.使用上の注意

    SKタイカシートは、下塗り用塗料(錆止め塗料)、耐火シート、シーラーおよび上塗り塗料の複層で構成されています。タイカシートは、シーラー、上塗り用塗料により保護されることで、その性能は維持されます。しかしながら、上塗り用塗料やシーラーの塗膜劣化や傷などにより、雨水が耐火シートへ侵入した場合、耐火シート自体の割れ、浮き、剥離等の予測不可能な塗膜劣化が生じ、耐火性能が低下します。これを防止するため、日女う点検による上塗り塗料の塗膜劣化を早期に発見して頂くとともに、傷等がある場合も、補修または塗増しを実施してください。

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    [タイカシートを施工した塗膜面には傷を付けないでください(塗膜面への金物の設置等)。

    雨水が侵入することで、タイカシートが剥離する可能性があります]

    2.維持管理

    SKタイカシートは、建築物が供用される期間において、耐火性能を維持する必要があります。このため、お引渡し後は、建物所有者様が定期的な自主検査をしていただき、傷や上塗り用塗料の塗膜劣化の早期発見と共に、適切な補修または塗り増しなどを実施してください。推奨する点検の概要を下記に示します。

    (点検種類) 日常点検 (方法)目視 (点検周期)1年ごとに一回

    (点検種類) 臨時点検 (方法)目視・触診 (点検周期)日常点検で異常が認められた時

    ◎劣化には以下の種類がありますので参考にしてください

     ・白亜化…塗膜表面が離脱しやすい粉状になる現象

     ・われ…塗膜に裂け目がでる現象

     ・ふくれ…塗膜がガスまたは液体を含んでいる状態

     ・剥がれ…塗膜が付着力を失って被塗面から離れる現象

    3.メンテンナンスサイクル

    上塗りの種類により、メンテナンスサイクルが異なります。本サイクルでの塗り増しを推奨します。

    ≪上塗り材≫ ポリウレタン樹脂系 ≪塗増し時期≫10~12年程度

    ≪上塗り材≫ アクリルシリコン樹脂系 ≪塗増し時期≫12~15年程度

    ≪上塗り材≫ フッ素樹脂系 ≪塗増し時期≫15~20年程度

    ■備考■地域、立地条件、施工部位、方角などによって異なりますので、参考値としてお考え下さい。

    実績写真

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    大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター(東京都)

    使用部位:天井プレート屋内梁(グレー)

         吹き抜け中心の屋内角柱(ライトグレー)

    33

    旭川空港(北海道)

     使用部位:屋内丸柱(白)

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    高砂市立図書館(兵庫県)

     使用部位:屋内丸柱(グレー)

     35

    新太田市民会館(群馬県)

    使用部位:屋内丸柱(白)