不燃材ダンセラボンのご紹介|福岡の外壁塗装専門トラストホーム

2019.06.20更新

不燃材ダンセラボンのご紹介|福岡の外壁塗装専門トラストホーム
目 次

    こんにちは。福岡の塗装専門店トラストホームです。

    今回は、【不燃材ダンセラボン】を紹介します!

    不燃材は、安心・安全の時代へ

    湿式不燃材【ダンセラボン】

    ≪不燃、防結露、防火コートなど幅広い用途に使用できる湿式不燃材≫

    ダンセラボンは現場吹付け型として、不燃認定を取得している製品です。防結露、吸音性に優れ、有機系加熱断熱材の不燃化、防火コート材として幅広い下地に使用できる、汎用性の高い湿式不燃材です。

    また、品質・性能はもとより、白セメント・シラス(火山灰を有効活用)を主成分とする無機質の材料のため、有機系断熱材のように火災時にも有害ガスを出さない、安全で環境に優しい材料です。

    市場では、断熱性能も良く、施工も容易であることから有機系加熱断熱材が多様されてきましたが、一方で、有機系加熱断熱材は、大変燃焼しやすく、「爆燃」といわれる激しい燃焼を伴う火災事故が後を絶たないため、問題視されています。

    ダンセラボン5つの強み

    **◆不燃性◆**現場吹付け型として、不燃認定を取得しています

    **◆仕上げ性◆**白色系素材のため、室内が明るく仕上がります

    **◆防結露◆**軽量の多孔質層で構成され水分の吸放出性に優れているため、結露防止に役立ちます

    **◆吸音性◆**多孔質な材料であるため、音の振動を吸収し、吸音効果を発揮します

    **◆環境性◆**白セメント・シラス(火山灰を有効活用)を主成分とする無機質の材料で構成された、安全で環境に優しい製品です

    ■■■特 徴■■■

    Features①不燃性

    ダンセラボンは、無機系の軽量素材を主成分とする、不燃・防火材料の認定品です。下地制限のない吹付け不燃材料としては、ロックウール(昭和44年、不燃通則認定取得)以来の認定品です。建築物の内装制限が規定されている箇所や、冷凍・冷蔵倉庫などの排煙設備の設置義務免除の仕上げとして役立ちます。

    Features②仕上性

    ダンセラボンは白色系素材を採用しているため、室内が明るく仕上がります。

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    Features③防結露

    ダンセラボンが、軽量の多孔質材料で構成され、水分の吸放出性に優れているため、結露防止に大きな威力を発揮します。また、熱伝導率は、0.06W/(m・K)の性能を有しております。

    ●改修事例●

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    Features④吸音性

    学校施設における体育館や武道場をはじめ、オフィスや大規模ドームなど、多くの建築物では内部で発生する騒音に対して吸音することが重要になります。ダンセラボンは多孔質な材料であるため、音が伝わろうをするエネルギーをしっかり吸収し、吸音効果を発揮します。

    Features⑤環境性

    ダンセラボンは、白セメント・シラス(火山灰を有効活用)を主成分とする、無機質の材料です。人体に悪影響を及ぼすといわれるアスベストやロックウール等の鉱物繊維を含有せず、有機系加熱断熱材のように火災時に有害ガスを出さない、安全で環境に優しい製品です。

    〇フロン、代替えフロンの未使用〇 オゾン層破壊や、地球温暖化に影響を及ぼしません

     〇シラス(火山灰)を使用〇   火災時に有害ガスを出しません 

    適用下地一覧

      ◎:直接施工可 〇:SK#70プライマー併用 ×:適用不可

    〈適用下地選定の注意点〉

    ダンセラボンシリーズは、白セメント・シラスを主成分とする材料ですので、下地の挙動により、割れが発生する可能性があるため、下記の注意点をご確認ください。

    1)折板屋根に関して

    ・折板屋根の下底が88mm以上の場合は、適用不可となります。

    ・折板屋根に対する吹付け厚は、4.5(±0.5)mmの耐火認定時のみとなります。

    ・ダンセラボン#25Dの折板屋根・防結露仕様で、折板+吹付け硬質ウレタンフォームの場合は直接施工が可能ですが、条件は上記と同じです。

    ・折板屋根の場合、耐火構造認定の関係により、下塗り「SK#70プライマー」を使用してください。 

    2)床板、天井板に関して

     RC以外の床板、天井板(PC天井板等)は、目地及び板自体の動きがあるため、割れが発生する可能性があります

    3)吹付け硬質ウレタンフォームに関して

     吹付け硬質ウレタンフォーム下地の場合、断熱業者、もしくは製造メーカーに対して、不燃材施工時の工程間隔時間(養生期間)をご確認ください。フォームが安定していない状態での施工は、割れの原因となります。

    施工手順

    ①仕様の決定

     ●適用部位の確認

      ・施工可能な下地であること

      ・品番の選定(ダンセラボン#25、ダンセラボン#25D)

      ・プライマー有無の確認

     ●施工厚みの算出

     ●仕様の決定

     ●材料の発注

    ②現場施工前

     ●施工前の準備

      ・電源:吹付け機械に応じた電源(三相200V)の確保

      ・ローリングタワー、または足場の設営。

     ●仕様、施工条件の確認

      ・施工仕様・施工範囲・施工厚みの確認をしてください。

      ・下地に毛結露がないことを確認し施工中も結露の発生しない条件で 

       あることを確認してください。

      ・ガラス、サッシ枠、床など非施工部位は予め養生しておいてください。

      ・5℃以下で施工はさけてください。特に寒冷地などでダンセラボン自体が

       凍結する状態が想定される部位には適用しないでください。

      ・屋外などの雨がかかる部位には使用できません。

    3.現場施工

     ●養生

      ・吹付けの際、材料は飛散してはいけない部分は、マスキングテープで養生してください。

      ・硬質ウレタンフォーム施工時は養生を使用するが、不十分な場合は、施工範囲を確認し、

       周辺をしっかり養生してください

     ●下塗り

      ・塗付量が少ないと、主材の密着不良を引き起こすため、規定量を塗付してください。

      ・下地の色相により、薄ブルータイプ、クリアータイプを選定してください。

     ●主材の混練

      ・材料の混練にはモルタルミキサーを必ず使用し、ハンドミキサーは使用しないでください。

       材料がつぶれて、粘度が下がり、吹付時の垂れの原因になります。

      ・材料の混練時間は、3分程度とし、5分以上の混練は行わないでください。

     ●主材の吹付

      ・スクイズ式ポンプ及び、カップガンによる機械吹付けを原則とします。

      ・材料吹付け直後の未乾燥の状態で凍結させることは、材料強度を低下させる

       原因となりますので、施工時及び硬化、乾燥中に凍結が予想されるような条件下

       での施工は避けてください。

      ・施工厚みは、

       1)一回で吹付ける厚みは10mm以下としてください。

       2)折板屋根の場合、4.5(±0.5)㎜(耐火認定条件)としてください。

     ●主材厚み確認、乾燥養生

      ・施工中もしくは養生ばらしを行う前に、自主検査及び立会検査を行って下さい。

      ・施工後の乾燥過程で、下地に過剰な振動や歪み・たわみなどの動きが生じた場合、

       材料の浮きや割れ・脱落が発生する危険性があるため、施工部位へは機械的振動や

       衝撃がないようにしてください。

      ・乾燥しにくい室内では十分な換気を行い、乾燥を促してください