日本ペイント|デュフロン100ファインHB
■デュフロン100ファインHBとは
デュフロン100ファインHBは、日本ペイントが開発した弱溶剤・厚膜形のふっ素樹脂中上兼用塗料です。最大の特長は、重防食塗装仕様でありながら、工程を大幅に削減できる点にあります。従来、重防食塗装といえば
- 工程数が多い
- 工期が長い
- コストがかかる
といったイメージを持たれがちでした。デュフロン100ファインHBは、こうした課題を解決するために開発された省工程防食工法「スマートガードシステム」の“ふっ素樹脂版”にあたる製品です。
■従来の重防食塗装が抱えていた課題
鉄部や鋼構造物の塗装では、防錆性能・耐候性・耐久性が非常に重要です。そのため従来は、
- 下塗り(防錆)
- 中塗り
- 上塗り
と、複数工程を重ねる仕様が一般的でした。しかしこの方法には、次のようなデメリットがありました。
●工程が多く、工期が長い
工程が増えるほど、
- 足場の使用期間が延びる
- 作業日数が増える
- 天候リスクが高まる
といった問題が発生します。
●人件費・仮設費がかさみやすい
工程数が増えれば、当然ながら
- 作業人工
- 足場費用
- 現場管理コスト
も増加します。
●環境負荷が大きい
溶剤型塗料を複数工程で使用すると、
- VOC(揮発性有機化合物)
- PRTR対象物質
の排出量が増える点も課題でした。
■スマートガードシステムとは
スマートガードシステムは、必要な膜厚・防食性能を、より少ない工程で確保することを目的とした防食塗装システムです。その中核を担うのが、厚膜形成が可能な中上兼用塗料である「デュフロン100ファインHB」です。
■デュフロン100ファインHBの最大の特長
1.中塗り・上塗りを兼ねる「中上兼用塗料」
デュフロン100ファインHBは、中塗りと上塗りを1回で兼用できる設計となっています。これにより、
- 塗装工程の削減
- 作業日数の短縮
- 足場使用期間の短縮
が可能になります。
2.厚膜形成が可能なフッ素樹脂塗料
通常、ふっ素樹脂塗料は「薄膜で仕上げる高耐候塗料」というイメージがあります。しかし本製品は、重防食用途に対応した厚膜形成型でありながら、ふっ素樹脂ならではの高い耐候性を両立しています。
■ふっ素樹脂塗料ならではの高耐候性
ふっ素樹脂塗料は、塗料の中でも最高クラスの耐候性を誇ります。
●紫外線に強い
屋外の鉄部は、
- 紫外線
- 雨
- 温度変化
といった過酷な環境にさらされます。デュフロン100ファインHBは、こうした環境下でも色あせ・劣化が起こりにくい塗膜を形成します。
●長期的な美観維持
長期間にわたり、
- 光沢保持
- 変色抑制
が期待できるため、塗り替え周期を延ばすことが可能です。
■工期短縮・コスト削減につながる理由
工程が1つ減るだけでも、
- 作業人工の削減
- 足場解体までの期間短縮
- 現場管理コストの低減
につながります。結果として、初期費用だけでなく、総合的な工事コストの削減が可能です。
●天候リスクの軽減
工程が少ないほど、雨天・強風などによる工程遅延のリスクも減少します。
■環境負荷への配慮
デュフロン100ファインHBは、工程数を減らせることで、
- PRTR対象物質の使用量削減
- VOC排出量の削減
にも貢献します。これは、環境配慮型の塗装工事を求められる現場において大きなメリットとなります。
■適用下地と用途
●適用下地
- 鉄
- 溶融亜鉛めっき
- クロメート処理亜鉛めっき
●主な用途例
- 工場・倉庫の鉄骨
- マンション・ビルの鉄部
- 手すり・階段・架台
- 屋外鋼構造物
■使用する下塗り塗料について
デュフロン100ファインHBは、ハイポン20ファインHBを下塗りとして使用する仕様です。この組み合わせにより、
- 優れた防錆性能
- 上塗りとの高い密着性
を確保します。
■施工方法と作業性
●施工方法
- はけ
- ローラー
- エアレススプレー
現場条件に応じた施工方法が選択でき、作業性にも優れた塗料です。
●ポットライフ
- 23℃:約5時間
- 5℃:約8時間
適切な管理を行うことで、安定した品質の塗膜を形成できます。
■こんな方におすすめの塗料です
- 工期をできるだけ短縮したい
- 重防食性能と美観を両立したい
- 長期的なメンテナンスコストを抑えたい
- 環境配慮型の塗装仕様を採用したい
こうしたご要望をお持ちのお客様に、デュフロン100ファインHBは非常に適した塗料です。
■塗装会社としてのご提案ポイント
私たち塗装会社としては、単に「高性能な塗料を使う」だけでなく、
- 建物の使用状況
- 周辺環境
- 将来のメンテナンス計画
まで見据えたうえで、最適な塗装仕様をご提案することが重要だと考えています。デュフロン100ファインHBは、性能・工期・コストのバランスに優れた防食塗料として、自信をもっておすすめできる製品です。
■デュフロン100ファインHB よくある質問
Q1.デュフロン100ファインHBは、どんな塗料ですか?
A.デュフロン100ファインHBは、日本ペイントが開発した弱溶剤・厚膜形のふっ素樹脂中上兼用塗料です。重防食塗装で求められる
- 防錆性
- 耐候性
- 耐久性
を確保しながら、工程数を減らせる省工程型の塗料として開発されています。
Q2.「中上兼用塗料」とはどういう意味ですか?
A.通常の重防食塗装では「下塗り → 中塗り → 上塗り」と複数工程が必要です。デュフロン100ファインHBは、中塗りと上塗りの役割を1回で兼ねられる塗料のため、工程数を減らすことができます。その結果、
- 工期短縮
- 人件費・足場費の削減
- 天候リスクの低減
につながります。
Q3.ふっ素樹脂塗料ですが、耐久性はどのくらいありますか?
A.ふっ素樹脂塗料は、塗料の中でも最高クラスの耐候性を持っています。デュフロン100ファインHBは、従来のふっ素樹脂塗料と同等レベルの耐候性を持ちながら、重防食用途にも対応した厚膜設計となっています。そのため、長期間にわたり塗り替え回数を減らせる可能性が高い塗料です。
Q4.どんな場所・部位に使えますか?
A.主に鉄部・鋼構造物に使用されます。
【主な施工例】
- 建物の鉄骨
- 階段・手すり
- 架台・鉄製フレーム
- 工場・倉庫の鉄部
- マンション・ビルの外部鉄部
屋外・屋内問わず、防錆性能と美観の両立が求められる場所に適しています。
Q5.どんな下地に対応していますか?
A.以下の下地に対応しています。
- 鉄
- 溶融亜鉛めっき
- クロメート処理亜鉛めっき
鉄部塗装において、幅広い下地条件で使用可能です。
Q6.下塗りは必要ですか?
A.はい、必要です。デュフロン100ファインHBはハイポン20ファインHBを下塗りとして使用する仕様になります。この下塗り材を使用することで、
- 優れた防錆性能
- 上塗りとの高い密着性
を確保し、塗膜の長寿命化につながります。
Q7.塗装方法は何がありますか?
A.以下の施工方法に対応しています。
- はけ
- ローラー
- エアレススプレー
現場条件や部位に応じて、最適な施工方法を選択できます。
Q8.工期はどのくらい短縮できますか?
A.現場条件によりますが、中塗り・上塗りを1工程にまとめられる分、確実に短縮が可能です。特に、
- 足場を組む現場
- 稼働中施設
- 工期制限のある現場
では、大きなメリットがあります。
Q9.コストは高くなりませんか?
A.塗料単価だけを見ると、高性能塗料のため安価ではありません。しかし、
- 工程削減
- 作業日数短縮
- 人件費削減
- 足場費用の圧縮
を含めたトータルコストで考えると、結果的にコストメリットが出るケースが多い塗料です。
Q10.環境への配慮はされていますか?
A.はい、配慮されています。デュフロン100ファインHBは、工程数削減により
- PRTR量の削減
- VOC排出量の削減
につながる設計となっています。環境配慮型の塗装仕様を求められる現場にも適しています。
■まとめ
デュフロン100ファインHBは、
- ふっ素樹脂ならではの高耐候性
- 中上兼用による工程削減
- 工期短縮・コスト削減
- 環境負荷低減
これらを高いレベルで両立した重防食塗装向けの高性能塗料です。鉄部塗装・防食塗装をご検討中の方は、ぜひ一度、デュフロン100ファインHBを用いた塗装プランをご相談ください。
後悔のないリフォームを実現するためには、以下のポイントを押さえて業者を選ぶことが重要です。
- 中間マージンのかからない、職人直営の自社施工会社を選ぶ。
- 地域に根ざし、その土地の気候や特性を熟知している会社を選ぶ。
- 建物の状態を正確に診断し、最適なプランを提案できる専門知識を持った会社を選ぶ。
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