エスケー化研|水性コンポウレタン
■水性コンポウレタンとは?
水性コンポウレタンは、一液タイプの水性ウレタン樹脂塗料です。正式には水性反応硬化形ポリウレタン樹脂塗料という分類になります。少し難しく聞こえますが、簡単に言うと
- 水性で扱いやすい
- 一液タイプで施工が安定しやすい
- ウレタン特有の「しなやかさ」と「強さ」を併せ持つ
という、バランスの取れた仕上げ塗料です。
■そもそも「ウレタン塗料」とは?
ウレタン塗料は、以前から建築塗装で広く使われてきた塗料で、
- 適度な柔軟性
- 密着性の良さ
- 仕上がりの美しさ
が特長です。特に、
- ひび割れが起こりやすい下地
- 動きのある素材
- 内外装どちらにも使いたい場合
に向いています。
●水性コンポウレタンは「進化したウレタン塗料」
従来のウレタン塗料は溶剤(シンナー)タイプが主流でした。しかし、
- においが強い
- 室内施工では使いづらい
- 環境負荷が高い
といった課題がありました。そこで開発されたのが、水性タイプのウレタン塗料=水性コンポウレタンです。
■水性コンポウレタンの主な特長
特長① 強靱な塗膜(架橋構造)
水性コンポウレタンは、架橋構造と呼ばれる塗膜構造を形成します。これは、
- 塗膜内部がしっかり結びつく
- 単なる「乾燥」ではなく「反応硬化」
することで、
- 耐候性
- 耐水性
- 耐アルカリ性
に優れた、丈夫で長持ちする塗膜を作ります。
特長② 耐候性に優れ、屋外でも安心
外壁や共用部など、屋外で使用する塗料にとって重要なのが、
- 紫外線
- 雨
- 湿気
への耐性です。水性コンポウレタンは、
- 色あせしにくい
- 塗膜の劣化が緩やか
- 塗り替え周期が安定
といった特長があり、内外装どちらにも安心して使用できる塗料です。
特長③ 緻密な塗膜で汚れにくい
水性コンポウレタンの塗膜表面は、非常に緻密です。そのため、
- 塵やホコリが付着しにくい
- 雨だれ汚れが目立ちにくい
- 美観を長く維持しやすい
といった、耐汚染性の高さも大きな魅力です。
特長④ 防かび・防藻性で清潔を保つ
特殊設計により、
- かび
- 藻
- 微生物
に対して強い抵抗性を持っています。そのため、
- 湿気の多い場所
- 北面
- 日当たりの悪い外壁
でも、清潔で衛生的な状態を維持しやすい塗料です。
特長⑤ F☆☆☆☆で安心・安全
水性コンポウレタンは、
- ホルムアルデヒド放散等級:F☆☆☆☆
- 水性塗料
- 低臭
という特長があり、
- 室内
- 住宅
- マンション
- 学校・施設
などでも、安心して使用できる塗料です。
■用途|どんな場所に使えるの?
水性コンポウレタンは、内外装の幅広い下地に対応しています。
●主な用途
- 外壁
- 内壁
- 共用部
- 廊下
- 階段
- 天井
●適用下地
- コンクリート
- セメントモルタル
- スレート板
- ALCパネル
- アルミなどの金属
- 各種乾式ボード
- 各種旧塗膜
新築・改修どちらにも対応できる、汎用性の高い塗料です。
■製品仕様を解説
●基本仕様
- 一般名称:水性反応硬化形ポリウレタン樹脂塗料
- 主要成分:ポリウレタン樹脂エマルション
- 荷姿:16kg缶 / 4kg缶
- 希釈:清水
- 塗装方法:吹付・ローラー・刷毛
●標準塗坪の目安
- 16kg缶:45~64㎡
- 4kg缶:11~16㎡
※下地の状態や施工条件によって変動します。
●艶のバリエーションが豊富
- 艶有り
- 半艶
- 3分艶
- 艶消し
住宅のデザインや好みに合わせて、仕上がりの質感を細かく調整できるのも大きな魅力です。
●期待耐用年数
- 約8~10年
これは、次回の塗り替え時期の目安として考えてください。
■水性コンポウレタンと他塗料との違い
●水性コンポアクリルとの違い
- アクリル:価格重視・耐久性は短め
- コンポウレタン:耐久性・性能のバランス型
コストと性能の中間的な位置づけです。
●水性コンポシリコンとの違い
- シリコン:耐久性が高い・価格も高め
- ウレタン:価格を抑えつつ十分な性能
「必要十分な耐久性」を求める方におすすめです。
■下塗り選定がとても重要
水性コンポウレタンは仕上げ塗料のため、下地に応じた下塗り材の選定が必須です。
- コンクリート用
- モルタル用
- 金属用
- 既存塗膜用
下塗りを誤ると、
- 密着不良
- 早期剥離
- 耐久性低下
につながるため、専門的な判断が重要です。
■こんな方・こんな建物におすすめ
- 水性塗料で安心して塗装したい
- 内外装どちらも同系統で仕上げたい
- 防かび・防藻性を重視したい
- コストと耐久性のバランスを重視したい
- 艶感を細かく調整したい
■注意点と正しい使い方
- 下地調整費は別途必要
- 下地状態により使用量が変動
- 施工仕様書・SDSの遵守が必須
- 公共建築仕様は事前確認が必要
塗料性能を最大限に活かすには、正しい施工が不可欠です。
■まとめ|水性コンポウレタンは「安心と性能のバランス型塗料」
水性コンポウレタンは、
- 強靱な塗膜
- 耐候性・耐水性
- 防かび・防藻性
- 安全性(F☆☆☆☆)
- 内外装対応の汎用性
を兼ね備えた、非常に使い勝手の良い水性塗料です。
「高すぎる塗料は不要だけど、安すぎるのも不安」そんな方にとって、ちょうど良い選択肢といえるでしょう。
■福岡で内外装塗装をご検討中の方へ
トラストホームでは、
- 建物の状態
- 使用環境
- ご予算
- 将来のメンテナンス計画
を踏まえ、水性コンポウレタンが本当に合うかどうかを含めてご提案しています。
「シリコンと迷っている」「室内に使っても大丈夫?」そんな疑問も、ぜひお気軽にご相談ください。
後悔のないリフォームを実現するためには、以下のポイントを押さえて業者を選ぶことが重要です。
- 中間マージンのかからない、職人直営の自社施工会社を選ぶ。
- 地域に根ざし、その土地の気候や特性を熟知している会社を選ぶ。
- 建物の状態を正確に診断し、最適なプランを提案できる専門知識を持った会社を選ぶ。
福岡で外装リフォームをご検討の際は、ぜひ私たちトラストホームにご相談ください。
トラストホームは、福岡の建物を知り尽くしたプロによる「自社施工」にこだわり、中間マージンを徹底的にカットした適正価格で高品質な工事をお届けします。
お客様の大切な住まいを末永く守るため、最長10年の品質保証と万全のアフターフォロー体制で、安心のリフォームを実現いたします。