エスケー化研|クールタイトEL工法
エスケー化研が開発したクールタイトEL工法は、工場・倉庫・事業施設などに多く採用されている金属屋根専用の遮熱・防食塗装工法です。太陽光に含まれる近赤外線(熱線)を効率よく反射し、屋根表面温度の上昇を抑制。夏場の室内温度上昇を抑えることで、空調負荷の軽減・省エネ対策につながります。
単なる「屋根を塗り替える工事」ではなく、遮熱+防錆+耐久+低汚染+遮音という複数の機能を、下塗り・中塗り・上塗りの三層構造で実現するのがクールタイトEL工法の最大の特長です。
■金属屋根が抱えやすい課題
工場や倉庫で多く使用されるカラー鋼板やガルバリウム鋼板の屋根は、次のような悩みを抱えがちです。
・夏場の屋根表面温度が非常に高くなる
・室内が暑く、エアコンが効きにくい
・電気代・冷房費が年々上がっている
・結露やサビが発生しやすい
・雨音が大きく、作業環境が悪い
・塗り替えをしても数年で劣化が目立つ
クールタイトEL工法は、これらの金属屋根特有の問題を総合的に改善するために設計された工法です。
■優れた遮熱性で屋根の温度上昇を抑制
クールタイトEL工法の最大の魅力は、高い遮熱性能です。上塗材には、太陽光の中でも特に熱エネルギーの大きい近赤外線を効率よく反射する特殊顔料が使用されています。これにより
・屋根表面温度の上昇を抑える
・屋根からの輻射熱を低減
・室内温度の上昇を抑制
といった効果が期待でき、冷房効率の向上=電気代削減につながります。特に、日中稼働する工場・倉庫・事務所併設施設では、その体感効果を実感しやすい工法です。
■遮熱機能が長期間持続する理由
遮熱塗料は「汚れ」によって性能が落ちることが多いですが、クールタイトEL工法はここが違います。上塗材にはセラミック複合技術を活用した超低汚染機能が採用されています。
この塗膜は
・高強度
・低帯電性
・親水性
という特性を持ち、カーボン粉塵や排気ガスなどの汚れが付きにくく、付着しても雨水で自然に洗い流されやすい構造です。結果として遮熱性能が長期間維持されやすいという点が、他の遮熱塗料との差別化ポイントになります。
■高耐久性で塗り替えサイクルを延ばす
クールタイトEL工法では、上塗り材として以下のグレードが用意されています。
・クールタイト(ポリウレタン樹脂)
・クールタイトSi(アクリルシリコン樹脂)
・クールタイトF(ふっ素樹脂)
いずれも強靭な架橋塗膜を形成し、紫外線・風雨・熱による劣化に対して高い抵抗性を発揮します。さらに、遮熱効果によって塗膜自体の温度上昇も抑えられるため、熱による劣化スピードを抑制でき、結果として屋根全体の長寿命化につながります。
■下塗り+中塗りのダブル効果による防食性能
金属屋根にとって最も重要なのがサビ対策(防食性)です。クールタイトEL工法では
・特殊防食顔料+特殊変性エポキシ樹脂を用いた下塗材
・厚膜弾性の中塗材
この二重構造によって、非常に高い防錆力を発揮します。
・サビの進行を抑える
・既存屋根の劣化を食い止める
・塗膜下での腐食リスクを軽減
といった効果があり、塗装=見た目改善だけで終わらない工法である点が評価されています。
■金属の動きに追従する「弾性塗膜」
金属屋根は、温度変化によって
「膨張 → 収縮」
を繰り返しています。
クールタイトEL工法の中塗層は弾性を持つ塗膜のため、金属下地の動きにしっかり追従し、
・塗膜の割れ
・剥がれ
・密着不良
を起こしにくい構造になっています。さらに、上塗りの遮熱効果により屋根自体の温度変化が緩和されるため、金属への負担そのものを軽減できる点も大きなメリットです。
■雨音を軽減する遮音性
折板屋根や金属屋根では、「雨音がうるさい」という悩みも少なくありません。クールタイトEL工法は、厚膜弾性の塗膜構造により、雨粒が当たった際の衝撃を緩和。これにより、雨音の低減効果も期待できます。作業環境の改善や、事務所・倉庫内の快適性向上にもつながります。
■製品仕様(わかりやすく整理)
・一般名称:金属屋根塗り替え用遮熱防食工法
・用途:工場、倉庫などの金属屋根改装
・適用下地:カラー鋼板、ガルバリウム鋼板など
・塗装方法:吹付、ローラー、刷毛
・希釈:塗料用シンナーA
・色数:標準41色
・艶:艶有り/3分艶/艶消し(艶消しはFのみ)
※下地状態や環境条件により、施工内容・使用量は変動します。
■こんな建物におすすめ
・工場
・倉庫
・物流施設
・事業用建物
・大規模折板屋根
・暑さ対策・省エネ対策を検討している建物
「屋根が暑くてどうにもならない」「電気代対策をしたい」「サビをしっかり抑えたい」こうした悩みをお持ちの場合、クールタイトEL工法は非常に有効な選択肢となります。
■クールタイトEL工法 Q&A(よくあるご質問)
Q1. クールタイトEL工法とはどんな塗装工法ですか?
エスケー化研の「クールタイトEL工法」は、金属屋根専用の遮熱・防食塗装工法です。下塗り・中塗り・上塗りの三層構造により、遮熱性・防錆性・耐久性・低汚染性を高いレベルで両立し、工場や倉庫などの金属屋根の改修に多く採用されています。
Q2. 本当に暑さ対策の効果はありますか?
はい、期待できます。上塗材が太陽光に含まれる近赤外線(熱線)を反射することで、屋根表面温度の上昇を抑制します。その結果、
・室内温度の上昇を抑えやすい
・冷房効率が向上しやすい
・夏場の電気代負担軽減につながる
といった効果が見込めます。
Q3. 遮熱効果は年数が経つと落ちませんか?
クールタイトEL工法は、遮熱性能が長期間持続しやすい設計です。上塗材にはセラミック複合技術による超低汚染機能があり、汚れが付きにくく、付着しても雨で流れ落ちやすいため、遮熱性能が低下しにくいのが特長です。
Q4. どのくらいの耐久性がありますか?
使用する上塗材の種類によって異なります。
・クールタイト(ポリウレタン樹脂)
・クールタイトSi(アクリルシリコン樹脂)
・クールタイトF(ふっ素樹脂)
上位グレードになるほど耐候性が高く、長期的な塗り替えサイクルの延長が期待できます。
Q5. サビが出ている屋根にも施工できますか?
状態によりますが、多くの場合施工可能です。クールタイトEL工法は、特殊防食顔料を含む下塗材と厚膜弾性の中塗材により、サビの進行を抑制する高い防食性能を発揮します。ただし、腐食が著しい場合は補修や下地処理が必要になることがあります。
Q6. ガルバリウム鋼板にも対応していますか?
はい、対応しています。カラー鋼板・ガルバリウム鋼板など、一般的な金属屋根下地に幅広く適用可能です。
Q7. 雨音は本当に軽減されますか?
クールタイトEL工法は、厚膜弾性塗膜構造のため、金属屋根に直接雨粒が当たる衝撃を緩和します。完全な防音ではありませんが、雨音の軽減効果は十分に期待できます。
Q8. 工場や倉庫以外でも使えますか?
主用途は工場・倉庫・事業用建物ですが、
・大型車庫
・事務所併設施設
・商業施設の金属屋根
などにも採用されています。金属屋根で暑さ・サビ・劣化に悩んでいる建物であれば検討価値があります。
Q9. 色の選択肢はありますか?
はい、標準41色から選択可能です。建物の外観や周囲の環境に合わせた色選びができます。
Q10. 艶は選べますか?
艶の種類は以下から選べます。
・艶有り
・3分艶
・艶消し(艶消しはクールタイトFのみ)
外観イメージや用途に合わせて調整可能です。
■まとめ:クールタイトEL工法は“屋根環境を改善する工法”
エスケー化研のクールタイトEL工法は、単なる塗り替えではなく
・遮熱による省エネ
・防食による長寿命化
・低汚染による性能持続
・弾性塗膜による追従性
・遮音による快適性向上
といった複数の価値を同時に提供する金属屋根専用工法です。工場・倉庫の屋根環境を根本から見直したい方に、ぜひ検討していただきたい遮熱防食工法といえるでしょう。