エスケー化研|水性ミラクシーラーエコ

エスケー化研|水性ミラクシーラーエコ
目 次

    今回は、外壁塗装や改修工事の「仕上がり」と「耐久性」を左右する重要な下塗材、水性ミラクシーラーエコについて、できるだけ分かりやすく、そして詳しくご紹介します!

    外壁塗装というと、多くの方は「上塗りの色」や「遮熱性能」「シリコン・フッ素などのグレード」に目が行きがちです。しかし、実は塗装の“本当の寿命”を決めるのは、目に見えない下塗り材なのです。

    その中でも、水性で安全性が高く、付着力・浸透性・防かび防藻性に優れた下塗材として多くの現場で使用されているのが、水性ミラクシーラーエコです。

    ■なぜ下塗りがそれほど重要なのか?

    塗装は、基本的に

    1. 下塗り
    2. 中塗り
    3. 上塗り

    の3工程で構成されています。このうち、下塗りの役割は「接着剤」のようなものです。

    ・下地と上塗りを密着させる
    ・下地の吸い込みを止める
    ・劣化面を補強する
    ・仕上がりムラを防ぐ

    つまり、どれだけ高級な塗料を上から塗っても、下塗りが不十分であれば数年で剥がれることもあります。

    水性ミラクシーラーエコは、そうしたトラブルを防ぐために開発された多機能型カチオンシーラーです。

    ■水性ミラクシーラーエコの基本性能

    ● 一般名称

    一液水性多機能型カチオンシーラー

    ● 規格

    JIS K 5663 合成樹脂エマルションシーラー

    ● ホルムアルデヒド放散等級

    F☆☆☆☆(最高等級)

    ● 主成分

    特殊変性カチオン樹脂

    ● 荷姿

    15kg石油缶

    ● 色

    透明/シロ

    ■特長① 圧倒的な密着力(カチオン樹脂の力)

    水性ミラクシーラーエコの最大の特長は、カチオン(陽イオン)型樹脂を採用している点です。

    通常、コンクリートやモルタルなどの無機質下地は「マイナス」に帯電しています。
    カチオン樹脂は「プラス」に帯電しているため、電気的な引力により強力に付着します。

    これにより、

    ・コンクリート
    ・モルタル
    ・スレート
    ・各種旧塗膜
    ・水性仕上塗材(硬質・弾性)

    に対して優れた密着力を発揮します。

    新築はもちろん、改装工事にも幅広く対応できるのが大きな魅力です。

    ■特長② 優れた浸透性と高いシール効果

    劣化した外壁は、表面が粉状(チョーキング)になっていることがあります。

    この状態で上塗りをすると、

    ・塗料が吸い込まれる
    ・密着不良を起こす
    ・ムラになる
    ・早期剥離する

    といったトラブルが起こります。水性ミラクシーラーエコは、下地へしっかり浸透し、内部から補強するため、高いシール効果を発揮します。つまり、

    「塗る」だけではなく
    「浸透して固める」下塗材なのです。

    ■特長③ 一液架橋システムによる高耐久性

    水性ミラクシーラーエコは一液タイプ。二液のような計量ミスの心配がなく、安定した品質を保てます。さらに、架橋システムにより、

    ・耐水性
    ・耐アルカリ性
    ・耐久性

    に優れています。外壁は雨や紫外線にさらされ続けます。下塗り段階でしっかり保護層を形成することで、塗装全体の寿命が延びるのです。

    ■特長④ 防かび・防藻機能を下塗りから発揮

    通常、防かび・防藻性能は上塗り材に含まれることが多いですが、水性ミラクシーラーエコは下塗り段階から防かび・防藻機能を発揮します。特に福岡のように湿気の多い地域では、

    ・北面の外壁
    ・日当たりの悪い場所
    ・川沿い・海沿い

    などで藻やカビが発生しやすい傾向があります。下塗りから対策することで、長期的に清潔な外壁環境を維持できます。

    ■特長⑤ 環境配慮設計(エコ性能)

    水性ミラクシーラーエコは、

    ・TVOC 1%未満
    ・ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆

    という高い安全基準を満たしています。これは、

    ・小さなお子様がいるご家庭
    ・高齢者世帯
    ・病院・学校などの施設

    でも安心して使用できるレベルです。さらに水性のため、

    ・火災リスクが低い
    ・有機溶剤中毒の心配が少ない
    ・臭気が少ない

    という施工面のメリットもあります。

    ■適用下地について

    水性ミラクシーラーエコは以下の下地に使用可能です。

    ・コンクリート
    ・セメントモルタル
    ・スレート板
    ・各種旧塗膜

    ※ただし、強溶剤形上塗材の下塗材としては使用できません。

    ここは非常に重要なポイントです。

    塗料の組み合わせを誤ると、密着不良や膨れの原因になります。塗装は必ず「仕様適合」を確認して施工することが大切です。

    ■塗装方法と施工性

    塗装方法は

    ・吹付
    ・ローラー
    ・刷毛

    に対応。既調合タイプのため、希釈不要です。職人目線でも扱いやすく、品質のバラつきが出にくいのが特長です。

    ■新築と改修で何が違う?

    新築の場合は下地が安定しているため、塗布量が比較的均一になります。

    一方、改修工事では

    ・劣化度合い
    ・吸い込み
    ・ひび割れ
    ・旧塗膜の状態

    によって使用量が大きく変わります。

    特に吸い込みが激しい場合は、2回塗りを行うことで密着性を高めます。

    ■こんな方におすすめ

    ・外壁のチョーキングが気になる
    ・前回塗装から10年以上経過している
    ・塗膜剥離を防ぎたい
    ・環境にやさしい塗料を選びたい
    ・湿気の多い立地に住んでいる

    ■まとめ:見えない部分が家を守る

    水性ミラクシーラーエコは、単なる下塗材ではありません。

    ・密着
    ・浸透
    ・補強
    ・防かび
    ・環境配慮

    これらを兼ね備えた、非常にバランスの良い多機能型下塗材です。

    外壁塗装は決して安い工事ではありません。

    だからこそ、
    「上塗りの色」だけでなく、
    「下塗りの品質」にも目を向けることが大切です。

    福岡で外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ下塗材の種類まで確認してみてください。

    トラストホームでは、下地の状態を正確に診断し、最適な下塗材をご提案します。

    ご相談・現地調査・お見積もりは無料です。
    お気軽にお問い合わせください!(^^)!

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