『屋上塗膜防水材シリーズ』のご紹介|福岡で塗装ならトラストホーム

2015.06.30更新

『屋上塗膜防水材シリーズ』のご紹介|福岡で塗装ならトラストホーム
目 次

    こんにちは。福岡の塗装専門店トラストホームです。

    今回は、先進の防水技術で、建物を長期間保護する『屋上塗膜防水材
    シリーズ』を紹介します!

    先進の防水技術で、建物を長期間保護する

      『屋上塗膜防水材 シリーズ』のご紹介です。

    ≪製品概要≫

    ≪防水材≫ 

    クールタイトUA

    JIS A 6021 建築用塗膜防水材 屋根用ウレタンゴム形高伸長形(旧1類)一般用
    2成分形

    特殊ウレタン樹脂の応用で開発されたウレタンゴム系塗膜防水材です。
    上塗りに遮熱効果を組み合わせることで、太陽光線の中で放射熱エネルギーの強い近赤外領域を
    効率よく反射します。
    図1 

    アーキルーフUA

     JIS A
    6021 建築用塗膜防水材 屋根用ウレタンゴム系高伸長形(旧1類)一般用2成分形

     特殊ウレタン樹脂の応用で開発された歩行可能で、高度の耐久性を持つカラーウレタンゴム系塗膜防水材
    です。塗膜は耐酸性、耐アルカリ性、耐油性、耐摩耗性に優れていると共に、弾性があるためソフトな歩行感
    が得られ、階下への足音の低減効果があります。
    図2図3

    水性アーキルーフ

     無公害型の環境に優しい水性屋上塗膜防水材です。特殊配合による無機・有機複合防水材のため、
    耐候性に優れた防水層を形成します。
    図4図5

    上塗剤

    クールタイトHI/クールタイトHIシリコン/クールタイトHIフッソ

     超低汚染機能を持ち、遮熱性能の妨げとなる大気中のカーボン等による汚染を抑制し、長期に亘って遮熱性能
    を維持することができます。上塗りには高耐久・超低汚染型のポリウレタン樹脂タイプ(クールタイトHI)と
    超耐久・超低汚染型のアクリルシリコン樹脂タイプ(クールタイトHIシリコン)、フッ素樹脂タイプ(クールタイトHIフッソ)があります。

     ≪遮熱性能≫【塗膜表面温度】(色目:HI-2)       【6ヶ月後の塗膜表面の汚染状況と遮熱持続性能】
    図6
    【遮熱持続性能】(色目:HI-1)       【汚染性比較】
          遮熱持続性能              汚染性比較(屋外暴露6ヶ月)  
    図7   

    施工手順

    1.下地調整

    **新規下地
    **①突起物はディスクサンダーで削り、平滑にしてください。
    ②段差などの大きな不陸部分は、全体の水勾配を考慮した上で、SKウェットフィラーを用いて補修し、表面
     を平滑にしてください。
    ③巣穴、ピンホール等の平滑仕上げには、SKウェットフィラーをしごき塗りしてください。
    ④伸縮目地には、必ずバッカー(バックアップ材)を入れ、SKシーラントU(一成分形非汚染型ポリウレタン系
     シーリング材)を打設し、所定の補強用クロス(アーキクロスまたは水性アーキルーフクロス)で補強貼りを行
     ってください。
    ⑤防水工事の指定勾配は1/100~1/50としてください。
    ⑥出隅部は通りよく、丸面取りとしてください。
    ⑦入隅部は通りよく、直角としてください。

    **改修下地
    **改修下地の場合、下地の状況により施工仕様が異なりますので、最寄りの各営業所へお問い合わせください。
    ①下地の付着物、突起物は、ディスクサンダー等で完全に除去して下さい。
    ②下地表面の油分は、SKクリーナースーパーを用い、デッキブラシ等で油分を除去してください。また、染み
     込んだ油分は削り取り、ミラクファンドKC-1000またはKC-2000などで平滑に修復してください。
    ③段差などの大きな不陸部は、全体の水勾配を考慮したうえで、SKウェットフィラーを用いて補修し、表面を
     平滑にしてください。
    ④浮き部は次のように処理して下さい。
     浮き部が著しい場合
     浮いている部分は、はつれるだけはつり、その後、SKウェットフィラーで修復してください。
     浮きが小さい場合
     ドリルで注入孔を開け、その後指定のエポキシ樹脂系注入材を注入してください。
    ⑤ひび割れ部は電動カッター等を用い、u字型にカットし、その後SKシーラントUを打設しヘラで十分に
    押さえて平滑にしてください。詳細については納まり図を参照してください。
    ⑥伸縮目地の既存目地材は全て撤去したあとSKシーラントUを用いて打ちかえてください。
    ⑦ルーフドレンや貫通バイブなどの金物まわりは溶剤やワイヤーブラシ等を用いて、さびやタール
     油脂類などの付着部を除去し、その後アーキプライマーを塗布してください。
    ⑧鉄部の錆部はディスクサンダー、ワイヤーブラシなどで完全に除去した後、さび止め塗料を塗布してくださ
     い。なお、さび止め塗料の選定は塗装仕様により異なりますので、最寄りの各営業所へお問い合わせください

    2.プライマー塗り

    **下地の防水層の密着性を高めるため、所定のプライマーを次のように塗布してください。
    **①ローラーまたは刷毛を用い、各プライマーを所定量塗布してください。
    ②下地の吸い込みが激しい場合、あるいは天候の都合で工程間の養生時間が規定以上に開いた場合、
     再度所定プライマーを塗布してください。
    ③アーキプライマー、クールタイトUAプライマーは既調合タイプです。シンナーなどで薄めず、そのまま
     使用してください。
    ④各種プライマーの養生時間は製品一覧表を参照してください。

    3.クロス貼り(SR工法)

    防水層の耐久性を向上させるため、所定のクロスを貼り、補強を行います
    ①アーキプライマーが乾燥した後、アーキクロスまたはアーキクロスS、水性アーキルーフクロスが浮き上が
     ったりしわが入らないよう、注意して貼り付けてください。
    ②アーキクロスの接着には、アーキプライマー、クールタイトUAプライマーまたは所定の防水材(アーキル
     ーフUA、クールタイトUA)を、水性アーキルーフクロスには水性アーキルーフ主材:粉体:清水=18:14
     :4(重量比)の割合で調合したものを使用してください。
    ③VT工法(立ち上がり部)では、補強クロスを貼りやすくするため、予め所定の防水材(②参照)を0.3㎏/m塗
     布し、各種防水材が乾燥しないうちに、クロス貼りを行ってください。

    4.上塗り

    紫外線などから防水層を保護する上塗材には各種仕上げがあります。塗装ローラー。刷毛で行ってください。
    また、上塗り後は24時間以上養生してください。