【バッファーコート】のご紹介|福岡の外壁塗装専門トラストホーム

2015.10.08更新

【バッファーコート】のご紹介|福岡の外壁塗装専門トラストホーム
目 次

    こんにちは。福岡の塗装専門店トラストホームです。

    今回は、【バッファーコート】を紹介します!

    防錆・防水用【バッファーコート】のご紹介です。

    バッファ防水08

    シリコーンは20世紀の魔法の砂と言われたSi-O-Siの基本構造でプラスチック(Ch3)と化学的に結びついた高分子物質である。基本的構造のSi-O-Si(シロキサン結合)は一般の有機物に比べ耐久性・耐熱性・耐低温性・耐オゾン性・耐紫外線性・耐薬品性など耐久性は圧倒的に優れています。

    シリコーンは他に類を見ない水蒸気透過性(ガス透過性)と撥水性を併せ持ち有機材のみと比較そのハイブリッド性が大きな特長を持っています。

    **「環境に優しい」**がエコロジー最大の関心ごとであることには間違いありません。シリコーンは国内で建築用としてシーリング材としても40年以上の実績を持ちその耐久性の実力はすでに認知され実証されています。

    ☆人間の肌を思わせる「しなやかな強さ」が一番の特長です

    特  長

    ●金属(非鉄を含む)や窯業素材に大きな付着性を持っている。

    ●さび面への適用も可能で錆面用として大きな効果がある。

    ●壁面などへは新築・塗り替えとも防水効果と耐久性を発揮します。

    ●低温から高温(-50℃から+200℃)の範囲で十分な機能を発揮。

    ●撥水性が大きい為、毛細管現象による漏水が起きづらい。

    ●大きな耐久性(20年以上)が全ての機能にプラスに働く。

    シリコーンの塗膜性能

    弾性塗膜:シリコーンゴム特有の弾性をもち、金属をはじめ多くの素材に良好な付着性を発揮する。

    接着力:あらゆる被着対への大きな付着は他に類を見ない。(鉄・亜鉛・アルミ・ステンレス・銅・モルタル

         各種シート・各種常乾塗料FRP・コンクリート面etc.)

    AEN

    *4フッ化エチレンとPE・PPへの付着不可

    バッファコートの防錆作用

    バッファコートを塗布した金属に錆が進行しない理由は次のようなことが考えられます。

    1)バッファコートの電気抵抗性が高いこと

    バッファコートは、シリコーンゴムであって電気絶縁性が高い物質であります。

    それゆえバッファコートの塗布により、発錆の原因である金属板上の局部電池の両極間に高い抵抗を挿入した事になり、局部電池の電流を抑え錆が発生しなくなると考えられます。

    バッファコートの高いゴム弾性や接着性は、この絶縁体の局部的な破壊を防ぎ、防錆作用が減衰するのを抑えます。

    2)バッファコートの硬化時に於ける金属イオンの除去

    塗布前の表面処理によって、金属表面の電気的特質はる程度まで均一化され局部電池の電位差は小さくなりますが、完全とはいきません。

    それゆえこの上に一般塗料を塗布した場合は、経時的に錆の発生がみられるわけです。

    しかしながらバッファコートは脱オキシム型シリコーンRTVゴムであって、その硬化時に空気中の水分と反応してオキシム化合物を生成します。

    鉄や銅などの金属イオンがトラップされてしまうので、局部電池の電極間電位差が失われてしまい、錆の発生がみられなくなると考えられます。

    3)接着性の良いゴム弾性被膜の形成

    バッファコートは金属との接着が良くゴム弾性被膜を形成しますので、夏の高温や冬の低温さらに温度差による接着界面にかかるヒートストレスを吸収しやわらげる能力があります、それゆえ界面の剥がれが起こりにくく、錆の発生を防ぐといえます。

    4)バッファコートは紫外線や熱による物性の劣化が少ないこと。

    3)とも関連しますが、バッファコートは通常のシリコーンと同様に熱による物性の変化が通常の有機物に比べ極めて少なく、又紫外線にも強く耐候性も非常に良い為、被膜の劣化によるその部分からの錆の発生がほとんど無いことが考えられます。

    バッファさび08