MIO塗料【フェリオ】のご紹介|福岡の外壁塗装専門トラストホーム

2015.10.19更新

MIO塗料【フェリオ】のご紹介|福岡の外壁塗装専門トラストホーム
目 次

    こんにちは。福岡の塗装専門店トラストホームです。

    今回は、【フェリオ】を紹介します!

    長期防食用MIO塗料【フェリオ】のご紹介です。

    「フェリオ」は雲母状酸化鉄(Micaceous Iron
    Oxide)(略称MIO)を主顔料とする長期防食塗料で中塗塗料として用います。

    英国やヨーロッパでは古くから鋼構造物、橋梁、鉄道、船舶などに塗装されており、20年間無補修という例にも見られるように、長期防食塗料としての役割を果たしています。また、近くはヨーロッパをはじめ、各国の長大橋に採用されています。

    MIOは化学成分的には弁柄と同じ酸化第二鉄(Fe2O3)ですが、天然産赤鉄鉱(Hematite)のうち、雲母のように「りん片状」をなしたもので粒子はかなり大きく、径20~100μm、厚さ1~3μmです。またMIOは耐薬品性、耐水性、耐候性、耐熱性などの諸性能が優れており、かつ、りん片状形状のために、優れた塗膜を形成します。別名鏡鉄鉱(SpecularHemtite)とも呼ばれておりますように、メタリック状に「きらきら」と輝く粉末です。

    特 長

    1.長期防食 

    MIO特有のメタリックな感じに仕上がり、年月がたつにつれ、いっそう輝きを増し重厚な感じになります。塗膜の廊下が極めて少なく長期間鉄鋼材を腐食から守ります。

    2.化学的安定

    MIOは酸化鉄であるため、化学的に非常に安定しており、耐候性、耐酸性、耐アルカリ性が優れています。

    3.耐水性安定

    りん片状をしているため、アルミニウムペイントと同様に、塗膜になった場合、木の葉状に重なり合い(リーフィング効果)水分の透過が極度に少なく、耐水性の良い塗膜となります。

    4.耐光性良好

    MIOが赤より短波長の光を吸収するため、塗膜を劣化させる紫外線を吸収してしまい、塗膜の耐光性が非常に優れる結果となります。

    5.眉間付着性抜群

    フェリオの塗膜表面はMIOの適当な荒さのため付着性が抜群で、長時間暴露された上に上塗り塗料を塗装した場合も眉間剥離の心配がありません。したがって大型橋梁などの場合、工場塗装と現地塗装との塗装感覚が問題になりますが、フェリオを中塗塗料として用いて工場塗装することができます。