【2025年最新】屋根材の種類と特徴|リフォーム・新築のおすすめ&注意する屋根材
「たくさん種類があって、結局どれがいいのか分からない…」 屋根材選びは、専門用語も多く、本当に難しいですよね。
でも、ご安心ください。大切なのは、あなたのお住まいの「お悩み」や「ご要望」に、その屋根材が応えてくれるかどうかです。
私たちトラストホームは、福岡の気候と建物を知り尽くすプロとして、お客様一人ひとりの想いに寄り添います。このページで、あなたの屋根のお悩みを解決する「答え」を一緒に見つけていきましょう。
1.あなたのお悩み・ご要望から最適な屋根材を探す
まずは、一番解決したいことからチェックしてみてください。
| ご要望・お悩み | おすすめの屋根材候補 |
| ① とにかく長持ち!耐久性重視この先30年以上、安心して暮らしたい | → SGL鋼板、陶器瓦 |
| ② 地震に備えたい!耐震性重視屋根を軽くして、家の負担を減らしたい | → SGL鋼板、アスファルトシングル |
| ③ 夏の暑さを何とかしたい!断熱性重視2階のモワっとした暑さを解消したい | → 断熱材一体型SGL鋼板 |
| ④ 初期費用をできるだけ抑えたい!コストパフォーマンスを最優先したい | → スレート(塗装)、アスファルトシングル |
| ⑤ デザインにこだわりたい!家の外観をおしゃれに一新したい | → 石粒付き鋼板、陶器瓦、スレート |
2.福岡で選ばれる!トラストホームのおすすめ屋根材ランキング(戸建て住宅向け)
「色々あるけど、結局プロのおすすめはどれ?」という声にお応えします!
福岡での施工実績とお客様の満足度から、私たちが自信を持って推奨する屋根材TOP3を発表します。
👑 第1位:ガルバリウム鋼板(SGL鋼板)(断熱材一体型) 【総合力No.1!迷ったらコレ】
現在の屋根リフォームにおける最高の選択肢です。「軽い(耐震)」「サビに強い(耐久)」「涼しい(断熱)」の三拍子が揃い、あらゆるお悩みを高水準で解決します。
施工には精密な技術が求められますが、自社の熟練職人が施工するからこそ、その性能を最大限に引き出せます。
👑 第2位:スレート 【コストパフォーマンスNo.1】
初期費用を抑えたい場合に最も有力な選択肢です。
カラーバリエーションが豊富で、どんな外観にも合わせやすいのが魅力。10年~15年ごとの塗装メンテナンスは必要ですが、計画的に行うことで長くお住まいを守れます。
👑 第3位:軽量防災瓦 【伝統美と機能性の両立】
「瓦の重厚な見た目は好きだけど、地震が心配…」という方に最適。従来の瓦の半分以下の重さでありながら、高い耐久性と断熱性を誇ります。
台風にも強い「防災仕様」で、福岡の気候にも非常にマッチしています。

3.屋根材の種類と特徴(詳細解説)
ランキングやお悩み別で気になった屋根材について、さらに詳しく見ていきましょう。
①金属屋根(ガルバリウム鋼板・SGL鋼板など)

- 一言特徴:現在の主流。軽くてサビに強く、断熱性も高い万能選手。
- メリット:耐震性◎ 耐久性◎ 断熱性◎
- デメリット:製品によっては雨音が響く、やや高価
- プロの解説:長期的な視点で見れば、メンテナンスコストを抑えられるため非常に経済的です。特に夏の暑さが厳しい福岡では、断熱材一体型を選ぶことで光熱費削減にも繋がり、その価値を実感いただけます。
②スレート

- 一言特徴: 日本の戸建てで最も普及。価格とデザインのバランスが魅力。
- メリット: 価格◎ 軽量〇 色の種類が豊富 〇
- デメリット:割れやすい、定期的な塗装が必要
- プロの解説:塗装メンテナンスが寿命を左右します。塗料で縁が埋まらないようにする「縁切り」という一手間を省く業者もいますが、雨漏りに直結する重要な工程です。業者選びが特に重要な屋根材と言えます。
③瓦(陶器瓦・軽量防災瓦)

- 一言特徴:圧倒的な耐久性と重厚感。日本の風土に合った伝統の屋根材。
- メリット:耐久性◎ メンテナンス性 ◎ 断熱・遮音性 〇
- デメリット: 重い(従来瓦)、やや高価
- プロの解説:陶器瓦自体の寿命は半永久的ですが、地震対策の観点から「軽量防災瓦」への葺き替えをおすすめするケースが増えています。お住まいの安全性を格段に高めることができます。
④アスファルトシングル

- 一言特徴: シート状で柔軟。複雑な形の屋根にもフィットするおしゃれな屋根材。
- メリット: 防水性〇 軽量◎ ひび割れに強い〇
- デメリット:強風で剥がれやすい・表面の石が剥がれる
- プロの解説: 風の影響を受けやすいため、特に棟(屋根のてっぺん)の施工が重要です。専門知識を持った業者による確実な施工が、長持ちさせる秘訣です。
| 外壁・屋根の状態、ご予算に応じた 適切な工事をご提案いたします。 福岡で外装についてお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。 フリーダイヤル:0120-52-1124 年中無休(9:00-19:00) ✉️ お問い合わせ・無料診断のお申し込みはこちら (24時間受付) |
4.【法人・オーナー様向け】工場・倉庫の屋根材
トラストホームは、戸建て住宅だけでなく工場・倉庫・アパートの屋根リフォームも得意としています。事業用の建物には、特有の屋根材と最適なメンテナンス方法があります。
⑤折板(せっぱん)屋根

- 一言特徴: 工場・倉庫で最も普及している、断面がギザギザの金属屋根。
- メリット: 広い面積に対応 、雨漏りに強い構造 、コスト効率が良い
- デメリット:断熱性が低い(対策可能)、雨音が響きやすい
- プロの解説: 工場の稼働を止めずに行える「カバー工法」での改修が主流です。その際、断熱材を敷き込むことで、夏場の作業環境改善や空調コスト(電気代)の削減に大きく貢献できます。遮熱塗装と組み合わせることで、さらに高い効果が期待できます。
⑥波形スレート

- 一言特徴: 古い工場や倉庫で使われている波型の屋根材。
- メリット: 安価
- デメリット: アスベスト含有の可能性が高い、劣化で踏み抜き事故の危険
- プロの解説: 安全上の観点から、早急なメンテナンスを強く推奨します。アスベストを飛散させずに安全に施工できる「カバー工法」が最も現実的な選択肢です。私たちは法令を遵守し、専門家として安全を最優先した施工計画をご提案します。
5.プロが答える!屋根材選びの深掘り Q&A
2004年(平成16年)以前に建てられたスレート屋根の場合、アスベスト(石綿)が含まれている可能性があります。ですが、ご安心ください。安全にリフォームする方法があります。
アスベストは、屋根材として安定している状態では飛散のリスクは低いですが、解体・撤去する際には厳重な管理が法律で義務付けられています。
安全なリフォーム方法②「葺き替え(撤去・新設)」 下地の傷みが激しい場合など、屋根をすべて新しくする際は葺き替えが必要です。その際は、法令を遵守した専門家が、飛散防止対策を徹底した上で安全に撤去・処分を行います。
安全なリフォーム方法①「カバー工法」 既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を被せる工法です。アスベストを飛散させることなく、安全かつ工期を短く、費用も抑えてリフォームできます。現在の主流な方法の一つです。
「初期費用」で見るか、「メンテナンスを含めた総費用(ライフサイクルコスト)」で見るかによって答えが変わります。
長期的な総費用(ライフサイクルコスト)を重視する場合 「SGL鋼板」や「陶器瓦」が非常に優れています。初期費用はスレートに比べて高くなりますが、SGL鋼板は30年以上、陶器瓦は50年以上も塗り替えなどの大きなメンテナンスが不要です。
初期費用を最優先する場合 「スレート」や「アスファルトシングル」が最も安価な選択肢となります。ただし、これらの屋根材は10年~15年周期で塗装メンテナンスが必要となり、その都度コストが発生します。
ご心配には及びません。現在の金属屋根は「音」への対策が格段に進んでいます。
昔のトタン屋根のイメージから「金属屋根=うるさい」と思われがちですが、以下の対策により、その心配はほとんど解消されています。
- 断熱材一体型を選ぶ 屋根材の裏側に断熱材が貼り付けられている製品が主流です。この断熱材が音を吸収する「吸音材」の役割も果たすため、雨音を室内に聞こえにくくします。特に福岡の夏の暑さ対策も兼ねられるため、最もおすすめの方法です。
- 防音性に優れた下葺き材(ルーフィング)を使用する 屋根材の下に敷く防水シートを防音性能が高いものにすることで、さらに音を和らげることができます。
表面に石粒が付いた製品を選ぶ 「石粒付き鋼板(ジンカリウム鋼板)」は、表面の凹凸のある石粒が雨粒を拡散させ、金属屋根特有の反響音を大幅に抑えます。デザイン性も高く、人気があります。
6. ご自宅は大丈夫?アスベスト(石綿)含有屋根材について
2004年以前に建てられたお住まいの場合、屋根材に健康被害を及ぼすアスベストが含まれている可能性があります。
- 見分け方の目安: 1990年代~2004年頃までに製造されたスレート屋根(コロニアルなど)に多く見られます。
- 危険性: 通常の状態で飛散する危険は低いですが、解体・撤去時には飛散防止のための厳重な対策が法律で義務付けられています。
- リフォーム方法
- カバー工法: 既存の屋根を撤去せず上から覆うため、アスベストを飛散させるリスクなく安全に施工できます。
- 葺き替え: 専門の知識を持つ業者が、法律に則った適切な手順で安全に撤去・処分する必要があります。
アスベストに関する工事は、専門知識のない業者が行うと大変危険です。
トラストホームは、法令を遵守した安全な施工管理を徹底しています。ご不安な方は、まずは無料診断でご自宅の屋根の状態を確認させてください。

まとめ:最適な一枚は、プロとの対話から見つかります
このページで、あなたのお悩みを解決できそうな屋根材のヒントは見つかりましたでしょうか。
しかし、最終的にどの屋根材が本当に最適なのかは、お客様のお住まいの状況をプロの目で診断し、お客様のご要望をじっくりお伺いして、初めてご提案できるものです。
私たちトラストホームは、ただ工事をするだけの会社ではありません。
福岡の皆様の暮らしと事業に、この先30年の安心をお届けするパートナーです。
「うちの建物に合う屋根材を、具体的に提案してほしい」 そう思われたら、ぜひお気軽に無料の建物診断をご利用ください。しつこい営業は一切行わないことをお約束します。